■温泉に健康的かつ効果的に入るワザと未病にも利くという温泉健康法をご紹介します。
■温泉入浴は筋肉のこり、こわばり、高血圧、そして現代病といえる“うつ病”の症状など体の不調を軽減、和らげてくれる効果があると言われています。
データによると約60人(平均年齢約61歳)に対して6泊7日の“温泉保養地”で行った調査では、参加者のおおよそ3分の1の人が中性脂肪値・血糖値が高かったのですが、保養後、大半が正常値に近づくか、正常値になったということです。(日本健康開発財団調べ)
ということはご自身の症状に合った温泉“泉質”を選ぶというのも大切ですが
“温泉地”の周囲の環境も効能に関係、影響するのかもわかりませんね。
■温泉地を選ぶときは周りの自然環境も同時に考えてください。山の温泉では憂鬱な気分を明るくする作用があり、海の温泉ではイライラしている神経を鎮めてくれます。遊歩道があったり、自分の趣味が出来たりすること、旬なものが味わえる郷土料理があることも大切です。
体を動かす仕事をしている人は体を休め、デスクワーク中心で仕事をしている人は体を動かす。温泉地では普段の生活と逆のパターンで過ごすのがいいそうです。
■いきなり熱いお湯に入ると血圧が急激に上がり、体が温まるにつれて血管が広がると、今度は血圧が下がる。また、汗をかいて濃縮された血液が、入浴後に血管が収縮すると固まりやすくなります。これらが入浴後に脳梗塞や心筋梗塞になる原因です。入浴は軽く汗ばむ程度にし、入浴後には必ず水分を摂るようにしましょう。また、全身浴の場合、全身にお相撲さん2人分ほどの重さの水圧がかかるので、息苦しくなることがあります。寝湯などで水深を浅くして入るのがコツです。
Copyright © ■温泉健康法@温泉の効果 All rights reserved